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のこころ

ポリシーは こぶりな暮らしで豊かに暮らす こと

介護と育児と仕事は全部一人ではできない。両立するために実践したこと

介護に直面している方、今後の心配をされている方に伝えたいことは、介護は一人ではできないということです。それならどうしたらいいのでしょうか。

ダブルケアの方は特に子育てとの両立をしなければなりませんし、さらに仕事がある方は時間の制約が大きくなります。

親のため、そして自分のためにも、協力してもらえるところを探して、分担できる方法を探しましょう。

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介護と育児と仕事の抱える問題

介護、育児、仕事のどれか一つだけをやるのも重要な事なのに、それを同時進行しなければならないとなると、考えただけでも大変そうだと感じると思います。では、いったい何が大変なのでしょうか。

それは、身体は一つしかないのにやらなければいけない事が多すぎて時間が足りないという事です。1日の時間を増やす事もできないし、自分の分身を増やす事もできません。そこで私の考えた方法は次の2つです。

  • 自分の時間を作る
  • 人に協力を頼む

実にありきたりな方法しか思いつかないのですが、実際の体験談と共にどのように時間の確保と、協力を依頼したのかをお話しします。

体験談1:医師との面談

病院に入院している母の今の病状と治療方法について医師と話をする時に、本人以外に家族も一緒に話をする機会が何度もあります。それは平日だったり休日だったり時間も曜日もまちまちで、ある時は祝日の午前中でした。

祝日の午前中には子どもがいるのですが、医師と話をするのに子どもを病院に連れて行き、話し合いに同席するのは避けたいと思うのですが、家に置いていくわけにはいきません。自分一人では子どもの保育と医師との面談の両方をこなす事ができないので、私の弟と相談しました。弟にも子どもがいるのは一緒です。

そして医師との面談は全体を把握している私が同席し、子どもを数時間だけ弟夫婦に預ける事にしたのです。

子どものお世話を人に依頼して、自分の動ける時間を確保しました。

数時間なら預かってくれる家族はいませんか?同居していて毎日小さい子どものお世話と介護の両立が大変だという方は、保育園も検討してみてはいかがでしょうか。

就労以外にも同居している親族の介護に何時間も時間が必要な方は保育を受け入れる基準に当てはる場合もありますので、相談してみてください。

(名古屋市の場合は1日につきおおむね4時間以上同居の親族を介護する事を常態としている事が条件となります)

体験談2:病院への訪問

入院している母の身の回りのお世話をしたり、様子を確認したり、話し相手になったり、なるべく毎日病院に行きたいと思っています。毎日行く必要なんてないのではないかと思われるかもしれませんが、これは母に頼まれたわけでもなく、私がやりたくてやっている事です。

仕事をしている弟は終業時間も遅くて職場も遠いため、休みの日にしか病院に行く事はできません。兄は遠方におります。母の姉にも相談はしていて、時間がある時には病院に行ってくれていますが、母に会いに行きたいのは私です。

仕事の勤務時間を短くして、自分の動ける時間を確保しました。

先日の記事にも書いたように、職場に相談して介護のために短時間勤務で働かせてもらう事にしました。毎日慌ただしく病院に行きすぐに子どものお迎えに走っていたのですが、少しゆとりを持って病院で母と時間を過ごせるようになりました。

介護が必要になった事を職場の人にも伝えて、日頃からコミュニケーションをとっておく事で、協力してもらえる事もあると思います。まずは相談してみる事です。

関連:【ダブルケア】育児だけではない。介護のために時短勤務制度を併用しよう - のこころ

体験談3:夜間の付き添い

病院から電話があったのは、いつものように病院に行ってから子どもを迎えに行って、もう少しで家に到着をするという時でした。緊急ではないけれど、様子が落ち着かないので病院に来て夜は付き添って泊まって行ってもらいたいという電話でした。

通常ならこれから夕飯を作ってご飯を食べさせて、明日の学校の用意もしなければならない時です。子どもを連れてこのまま病院に戻る…それはとても大変です。

ここでもやはり弟にすぐに電話をすると、ちょうど仕事を終えて帰宅するところだというので、病院に泊まってもらう事はできないか相談すると、明日も仕事があるにも関わらず快く引き受けてくれました。

この時弟に言われたのは「毎日の病院に行ってもらっているし、こういう時は自分が動けるからいいよ」と、とてもありがたい言葉でした。

介護はチームワークがあればやっていけるのですね。自分ができる事とできない事がありますが、それは誰でも同じ事です。介護には負担がかかりますが、相手を思いやり、感謝をし合ってみんなで少しずつできる事を補い合うことで、カバーできます。

 

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体験談4:心配とわからない事だらけで不安になる

病院での治療方法や介護に関わるいろんなことを選択したり決断したりしなければいけませんが、これまで経験がないだけでなく知識もなくて正しい選択ができているのか不安になることがたくさんありました。

看護師に話を聞いたり、自分なりに調べたりするのですが、本当にこれでいいのか、母にとってもっと良い選択があるのではないか、心配なことをあげたらきりがありません。 時々連絡を取っていた叔母(母の姉)に、心配事や、不安な気持ちを相談しました。これは正解でした。祖父が入院した時の経験からたくさんのアドバイスをしてくれました。それに、私の状況を気遣って励ましてくれた叔母の言葉はとてもありがたいものでした。

実質的なサポートだけでなく、精神的なサポートがあるのとないのとでは大違いです。

困った時に相談できる身内の人がいませんか。経験者の話にはとても助けられますし、誰かに話を聞いてもらう事で気持ちを整理したり前向きになれる事もあります。

最後に

介護と育児と仕事の3つを全て自分一人でやる事はできません。

私はなんでも一人でこなせるスーパーお母さんではないので、兄弟にも、会社にも、親戚にも、子どもにも協力をしてもらっています。そうしてもらえるありがたい環境にある事に感謝をしています。

この環境ができていたのは、やはり日頃からのコミュニケーションがあったからだと思っています。

誰もが一人きりではないはずです。自分だけでやろうとしないで、周りを頼りましょう。