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小学生の癇癪が心配。育て方のせい?母親にできる対処法を考えてみました

漢字の間違いを兄に指摘されただけで「あーもう、うるさいなっ!」とすごく怒る小学1年生の次男。

床に仰向けになり、腕・足・身体に力が入り、顔を赤くして全身の力を発散します。時には物を投げたり、紙をぐしゃぐしゃに丸めたり、壁を蹴ったり、とにかく全力で怒るのです。

一度こうなってしまうとなかなか気持ちの切り替えができなくなってしまいます。 そんなに怒るほどの事でもないのになと思いつつ、どうやって解消したらいいものか頭を悩ませていました。 もしかしたら自分の子どもへの関わり方に問題があるのかもしれないとも感じていました。

癇癪の原因は何?

小学生でも癇癪っておきるの?

こどもの癇癪は2歳から4歳ぐらいの幼児が多い印象を持っていました。

自分でできる事が増えてきたけど、身体の機能が追いついていなかったり、感情を言葉で上手く伝えられなくて怒ってしまうのは、息子が小さい頃にもよくありました。 年長から小学生になる頃にはワーっと怒る事もなく、落ち着いてきたので安心していたのですが、1年生の2学期になってから再び癇癪を起こすようになったのです。

週末はちょっと疲れているのかな…と、当初はあまり気にしていませんでした。しかし1週間に1回だったのがその頻度が上がるにつれて心配になってきました。

どうしてそんなに怒れるの?

まず、ムキーッとなる原因は何なのかよく様子を見てみました。

一週間のうち木曜から金曜日の週末にかけて癇癪を起こし、土日にはほとんどありませんでした。こうしてみるとやはり週末にかけて学校での疲れがたまってきているのは原因の一つでしょう。

この一週間に起こったきっかけを見てみましょう。

  • 宿題をやっていて漢字の間違いを兄に指摘された
  • 消しゴムを使おうとしたら兄に先に使われた
  • 一人でお風呂に入りたかったのに兄が一緒に入る事に決めた
  • 服を着たら前後が逆だと母に指摘された
  • 寝る前に自分の選んだ本を読んでもらえなかった

こうして見てみると誰かと関わり合った時に癇癪を起こしているのですが、どれもそんなにムキーッとなるほどの事には思えません。

指摘された時に怒ってしまうのは、せっかく自分で一生懸命やったのに口を出されたのが気に入らなかったようです。一年生になってやることが多いのは確かです。

毎日宿題のカタカナや漢字のプリントが出されて本当に一生懸命取り組んでいるのですが、赤で先生からの書き直しの指示がたっぷり書かれたプリントをまた持ち帰ってきます。今日の宿題と昨日までのプリントの直しが何枚も…。

先生にも言われて他の人にも言われたら嫌な気持ちは少しわかります。

思い通りにならなくて怒ってしまうのは、兄弟の関わりの中でいつも自分が譲ってあげているという気持ちが強く「何でにーにの言う通りにしないといけないの!」との思いが、ちょっとしたきっかけで表に出てきているように感じます。

そんな普段の葛藤が、疲れの出てきた週末に我慢ができなくなって、癇癪となって出てきているようです。

子育ての方法に問題が?

こどもが小さい頃から”褒めて伸ばす”事と、”おもいやり”を大切に子育てに励んでいました。

褒めて伸ばす事の弊害

遊びでも日常生活でも、できなかった事よりできた事に目を向けて少しずつでも前に進んでいけた方が、みんな気持ちがよく、生活も心も豊かになると思ってきたからです。

しかし、それって打たれ弱いこどもになってしまわないでしょうか。

「できたね!頑張ったね!」と言われて育ってきたこども達は、否定されたりできなかった事を「間違っているよ。できていないよ」と言われる事に対して免疫がありません。

ちょっとした指摘や否定に過剰に反応してしまうようになったのであれば、私の関わり方に問題が無かったとはいいきれません。

おもいやりの弊害

”おもいやり”を持ってもらいたいと、こどもが小さい頃から言っていたので「”おもいやり”は思っていることをやってあげること」だと、こども自ら”おもいやり”の意味を考えて取り組むようになってくれました。

関連:”おもいやり”とはどんな意味?子どもの気持ちの育み方 ぶろぐのぶ - のこころ

これって一見とても心の優しい良い事のように感じられますが、見方を変えると自分の気持ちを抑えて相手の顔色を伺ってしまうようになります。

いつもいつも自分は我慢をして相手の喜ぶ事を優先して、心の中には不満を溜め込んでしまっていたとしたら、どうでしょう。 やはり、母親として配慮が足りかなったと言えるでしょう。

小学生の癇癪

こんな方法はどうですか?

何かを我慢させる事も、何かを強要させる事もしたくない。そう考え、癇癪を起こしたこどもを見ていた時に、自分もこどもの頃に同じ経験をしていた事を思い出しました。

漢字の間違いを指摘されて癇癪を起こしてしまっている時に『どうしたの?』と問いかけると、「にーにが間違ってるって言ってきてうるさい!」と、プリントをくしゃくしゃにしながら怒っています。

『あー、ママもそうだっ事を思い出した。漢字を一生懸命書いているんだけど、ハネがちゃんとできていないとか言われてすごく嫌な気持ちになった事。そんな時って、身体に力が入っちゃって、怒れてきちゃってどうしたらいいかわからなくなっちゃってたなぁって』

自分の経験をこどもに話してみたのです。

「頭が痛くなって、もう嫌っ!ってなった?」

『うん、何にもやりたくなくなっちゃって、怒ってた。そんな時、どうしたら気持ちを切り替える事が出来ていたかなーって考えたんだけど、思い出せないや。どうしたらいいんだろうね』

「それはね、背中をトントンってしてあげたらいいんだよ!」

『ほぉ、それはいいね。落ち着くかもしれない』

「それからね、手や足のマッサージをしたら、力が入ってるのが取れるんだよ』

自分のこどもの頃の経験を話して相談してみたら、いろんな提案をしてくれました。

自分の事の解決方法は思いつかないけど、誰かの問題を解決する方に視点が変わると、客観的に考える事ができたようです。気が紛れたのが良かったのかもしれません。

AプランがダメならBプラン!

信念を持って子育てに励んでいたつもりが、逆効果になっていた事に気づいたら、何を基準にしたら良いのか、自分の判断が間違っていたらどうしようと不安になります。何が正解で何が間違っているのかわからなくなってしまうのです。

そんな心境の時にこどもが癇癪を起こしたら、自分にイライラしてしまう事もあるでしょう。

子育ての方法は子どもによって性格が違うように合ったり合わなかったりします。あちらではうまくいった事がこちらでは全く逆効果何て事も、当たり前のようにあります。

今回の場合はこどもの視点を変える事で切り抜けましたが、同じ方法で効果がない時は、笑わせてみるか!?放っておいて様子をみるか!?一旦お風呂に入れて切り替えてみるか!?と他のプランに変更して、ダメだった事を気にしないようにした方が、気持ちも楽だと思います。

直球勝負してダメなら変化球、たまにはフェイント。そしてタイムもありです。親の方がムキーッてなってしまわないように。