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お金の経験値を上げる小学生のお小遣いの始め方

お子さんにお小遣いをあげていますか?まだお小遣いを始めていないというご家庭は、家庭で過ごす時間も増える夏休みに始めてみてはいかがでしょうか。

その時に悩むのがお小遣いの金額。

相場を調べてみたり、親として子供にお小遣いを通して何を伝えたいのか色々考えてたどり着いた我が家の金額は、小学3年生で1ヶ月500円からのスタートでした。

2016年4月からお小遣いを始めて1年3ヶ月経過して、500円からスタートした理由と良かった点を振り返ってみました。

これからお小遣いを始める方の参考になれば幸いです。

おこづかいで子どもの金銭感覚を養

小銭の使い方と価値を知り金銭感覚を磨く、小学生のお小遣い管理

 

小銭の扱いに慣れるために、お小遣いは月500円からスタート

最初のお小遣いを100円玉5枚の500円にしたのには理由があります。

お小遣いを通してお金の使い方を経験するのはもちろんですが、自分で選んで物やサービスを買う楽しさを感じてもらいたいとも思ったのです。

少なすぎてもいけないし、多すぎては心配なので、最初は100円×3年生ということで月々300円からスタートしてもいいと思いました。 しかし同時にお金を使うだけじゃなくて、先の事を考えて貯金をしていく事も経験してもらいたいとの思いもありました。

貯金をしようと思うと、月々300円では使う事も貯める事も十分にできません。それなら1,000円くらい渡した方が使うのも貯めるのもできるのではないかと考えました。

それでも500円にしたのは、まずは小銭の扱いに慣れて欲しかったからです。 1円、5円、10円、50円、100円、500円。日本の硬貨は6種類あります。

子供が硬貨を使いこなせてない段階で、最初からお札という大きなお金を渡したくなかったのです。

関連:小学三年生の初めてのお小遣いの使い道は?5月の収支と貯金額を報告します

小銭スタートだったからわかるお金の重み

初めてのお小遣いの使いみちについて書いた記事にも紹介していますが、我が家のお小遣い管理の特徴は2つあります。

  • 毎月のお小遣いから約3分の1を貯金する
  • しっかり管理できたら翌月から30円アップする

関連:小学生のお小遣い|お駄賃と金額アップの取り決めと考え方

100円玉5枚でも500円、500円玉1枚でも500円。どちらも同じ金額なのですが、たくさん枚数があるのも嬉しいんだけど、小さいお金から大きなお金に変わると子供ってすごく喜ぶんです。

お小遣いを始めてしばらくして、100円玉が5枚貯まって500円玉に両替した時に、とても嬉しそうに笑っていました。

100円玉や小銭を全て集めてやっと1000円札になった時は、キラキラと目を輝かせていました。

お小遣いを始めて1年3ヶ月、ついに貯まったお金を5000円札に両替した時には、黙ってじっとお札を見つめていました。

お年玉などでもらうお金とは違って、自分で毎月コツコツと貯めた5000円札の重みを実感しているようでした。小銭から始めたお小遣いを自分で管理したからこそできる経験です。

身近で子供がお小遣いを管理する様子を見ていて、この経験は今後の金銭感覚に大きく影響を与えるだろうと感じました。

お財布は親が買い与えるのではなく、子供が自分で選んで買う

お小遣いを始めるにあたり、お財布ってどうしますか?お金を大切に丁寧に扱うことを学んで欲しいから、お小遣いを始める時にはしっかりとしたお財布を用意しますか?

我が家はお財布無しからスタートしたのですが、後から思い返すと良い方法だったと感じています。

お財布がなくてどうやってお金を持たせていたのかと言いますと、何かの景品でもらって引き出しの奥にあったワンピースの小さな巾着袋にお金を入れていました。出かける時にはその巾着袋をポケットにぐしゃっと詰め込んで持ち運んでいたのです。

買い物をしたら、お釣りとレシートをこれまたぐしゃっと巾着袋に押し込んでいて、かなり乱雑にお金を扱っていました。

お小遣いを始めてから8ヶ月経ち、お金が貯まって1000円札を持った時、初めて子供から「お財布が欲しい」と言われました。私もそろそろちゃんとしたお財布が必要だなと思っていた時でした。

お店に見に行くと、売り場にはスポーツブランドのかっこいいお財布がたくさん並んでいましたが、たくさんありすぎてなかなか選べない様子だったので、どんなお財布が必要なのか子供に聞いてみました。

  • 小銭とお札は別々にしまいたい
  • お札を折らずにまっすぐ入れたい
  • レシートを入れる場所がほしい
  • ドラゴンボールのカードを入れたい
  • 首から下げて持ち運びたい

具体的にどうやってお財布を使いたいのか聞いてみると、どんなお財布が必要なのか分かってきます。条件に合うお財布は見つかったのですが、子供はなんだか悩んでます。

「いいんだけど、これ高い・・・」

そのお財布の値段は2,052円で、大人にとっては高い買い物ではありません。しかし数ヶ月かけてやっとお札が貯まった経験をしている息子にとっては、高いと感じたのでしょう。

せっかくの子供の感覚を大切にするには、ここで「いいよいいよ」と言って親が買い与えてはいけないと思いました。似たような形で簡単な作りのお財布なら100均にもあることを教えると、息子はとても驚いていました。

seriaに行って悩みに悩んで決めた財布は、なんの模様もないシンプルな黒いお財布でした。

100均セリアのお財布

必要な条件は全て満たしていたそのお財布の金額は108円。「これなら僕でも買える!」と嬉しそうに言って、息子は自分のお小遣いでお財布を買いました。

お金を丁寧に管理するにはお財布は必要ですが、最初から買い与える必要はありません。 巾着袋で不便さを経験したからこそ、丁寧に管理するとはどういうことなのかを子供が実感できたのだと思います。

物の価値や値段に対する感覚は人それぞれですが、私は息子にとっていい経験ができたと思っています。

お小遣いを通して教えたいことは何ですか?

周りの子がお小遣いをもらい始めたり、子供からお金が欲しいと言われたり、お小遣いを始めるきっかけは様々です。その金額もお小遣い帳のつけ方、管理方法も各家庭でいろんな方法があるでしょう。

私は子供の経験を大切にしたいので、失敗してもいいので何でもやってみたらいいと思っています。私だって子供の頃に財布を無くして泣いた経験がありますから。

お釣りをもらい忘れた事だって、お金を落として取れなくなってしまった事だって、安かろう悪かろうの商品を買って後悔した事だって、お小遣いが足りなくて欲しかった月刊の本が買えなかった事だって、他にも色々失敗談が・・・。

お小遣いを始めると、親の方もお金に対して改めて考えるいい機会になります。貯める事も使う事も楽しめる、豊かな金銭感覚を養いたいものです。

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