のこころ

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小学1年生の息子に考えもしなかった質問をされたらどう答える?

日頃から子どもの素直な質問に笑わされたり困ったりしている私”のこ”です。

なぜ?どうして?と子どもが疑問を持つことは、視野を広げたり、知識を深めていく上でも大切なきっかけになっているという事はご存知かと思います。

親が子どもの疑問に寄り添って考え方を広げたり、調べ方を一緒に考え、新たな視点を提案できると、子どもとの会話も膨らんでいって、とても楽しそうじゃないですか?疑問を楽しみ話を展開していく事で、学習するのは楽しい事だと感じてくれたら嬉しいと思っています。

子どもからの疑問「どうしてお話が途中で切れずにさよならできるの?」について考えてみました。

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子どもの疑問を楽しむ

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子どもから聞かれた一言

学童に迎えに行った帰り道、息子の友達親子と同じ方向だったので一緒に並んで歩いて帰る事になりました。

子どもは子ども同士でじゃれ合いながら歩き、私と友達のお母さんと話しながら歩いていました。話題は子どもの部活の事でした。長男が4年生になると部活動が始まるので、運動部に入った時に練習や試合でどんな学校生活になるのか気になっていたのです。

そんな事を話しながら歩いていたら、もうお互いの家が近づいてきました。

…そうなんですねー、それも楽しみですね。では、また〜

お疲れさまでした、さようなら〜

友達親子と別れて、それぞれの家の方向に歩いて行きました。 友達の歩いて行った方向と、私の顔を交互に見ていた小学1年生の次男に言われました。

「ねぇ、どうしてお話が途中で切れずにさよならできるの?」

最初はどういう事を言っているのか、意味がよくわかりませんでした。

疑問に思うポイントが素直

次男が不思議に思ったのは、「…そうなんですねー、それ…。あ、もう家だ。さようなら〜」のように、話している途中で別々に分かれるところに来てしまって、会話が途中で終わってしまわないのが不思議に思ったと言うのです。

思い返してみると、私は帰り道に話が終わらずに立ち話をした事が一度もありません。歩みを止めずにいつも別れていました。立ち止まらずに、後ろ髪を引かれる事もなく自分の道を進んでいく。私って何てスマートでかっこいいのでしょう。

子どもはただじゃれ合っているようで、大人の話している事を聞いているのですね。これまでにも、何度もこんな場面を見ていて、素直になんで?と思ったのでしょうね。 なんて可愛らしい息子なのでしょう。

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疑問にどうやって答える?

そんな疑問を持った事もない私は、可愛すぎる息子への気持ちを抑えて、「どうしてお話が途中で切れずにさよならできるの?」に、なんと返答したらいいのか考えました。

人の出会いと別れはね、季節が移り変わるように、自然な流れになるようにできているのよ

人生観を醸し出していて、ちょっと深くて素敵な大人の返答…な訳がありません。かっこつけすぎて全く意味がわかりません。

こんな返答をされたら息子の頭の中には「???」しか出てこなくて、固まってしまうでしょう。

もっとこう、新たな視点を持てるような返答をしなければなりません。

信号から分かれる場所までは約20m。秒速1.25mで歩いたとして別れるまで16秒。最後の挨拶に5秒使うとしたら…

距離と時間の算数の視点を盛り込んでみた良い例…なんて思う人が1人いたらすごい事です。算数が好きな子どもとは話が展開して盛り上がる事がもしかしたらある(あるわけがない)でしょうが、相手は小学1年生です。

言葉や知識の引き出しが少なすぎて泣けてきます。親として、一社会人として子どもにもっと豊富な会話を投げかけたいものです。

相手の時間を無駄にする事なく話を上手に引き出す雑談力が、社会人にとって必要なスキルなの。自分が言いたい事だけを話し、何の実りもないのはただの世間話。会話はチャンス!相手の情報を得ながら距離を縮め、信頼関係を築く雑談力が重要なのよ!

熱い、熱すぎます。小学1年生に社会人としての心得を熱く語りすぎて質問にも答えていません。肩に力が入りすぎていて疲れてしまいます。

はぁ。これではダメだ…

結局のところ、何て答えたのかというと… 「本当ね、不思議だなぁ。そんな事考えた事もなかったけど面白い事に気がついたね。あなたはそんな風に途中で話が終わっちゃった事ある?」

普通。面白い引き出しのない私では、こんな程度です。

素直にどうして?と思った事を聞ける

大人になると疑問に思う事を口に出して言ってみたり、考えてみたりする時間がなくなってきます。それが子育てをしていると、子どもにとって日常の生活のあらゆる事が不思議で面白くて謎だらけだという事を、改めて感じさせてくれます。

子どもの疑問に論理的に正確に答える事だけが大切なのではなくて、一緒に不思議な事を楽しんでいきたいなと思うのです。 そして、子どもがどうして?と思った事を普通に聞ける環境を作っていきたいなと思うのです。

もっと会話の幅を広げたいなぁと思った出来事でした。