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のこころ

ポリシーは こぶりな暮らしで豊かに暮らす こと

すかすかの冷蔵庫がイノベーションを生み出した

仕事を終えて自宅に戻り、夕飯を作ろうと冷蔵庫を開けると中がすかすかです。買い物に行けていなかったのをすっかり忘れていたのです。

冷蔵庫の中にはベーコン、卵、牛乳、刻んだ青ネギ、その他常備している調味料などしか入っていません。夕飯のメインになるような肉や魚がありません。

野菜室をのぞいてみるとこちらも同様にすかすかで、使いかけのレタスとパセリと大根が少しと、生姜、ニンニクしか入っていません。そうだ野菜があったはず…と確認すると玉ねぎ、ごぼう、かぼちゃがありました。

どうしよう…これから食材を買い足しに行っていたら遅くなってしまうしな。 そんな時に、とある言葉が頭に浮かんできたのです。

切羽詰まったときにこそ 最高の能力を発揮できる

そうです、ビル・ゲイツ氏の名言です。人間は追い込まれた時にこそ本領を発揮するのです。この限られた食材で夕飯を作ってみせよう。

そんなある日の夕飯のお話です。

refrigerator

限られた材料で生まれた新料理

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ごぼうで1品

きんぴらを作ろうと思って買ってそのままになっていた、ごぼう3本入り1袋。

普段からレパートリの少ない私には、ごぼうは副菜にはなってもメインに持ってくるのは難しい…それでも何かできるものは無いものか。頭を捻らせていて思いついたのが、ごぼうでパスタはどうだろう?

子ども達はパスタが大好きなのです。今まで作ったことは無いけれど、パスタなら食べ応えのある1品になる!

ごぼうのペペロンチーノ

そうして出来上がったのがごぼうのペペローンチーノです。

ニンニク、玉ネギ、ベーコン、ごぼうを使ってしっかりボリュームのある1品が出来ました。限られた食材で質素に見えないように、ごぼうは1本をささがきにして炒めて、1本をはスライサーで切って小麦粉を振ってフライにしました。

イタリアンパセリを添えたら、質素どころか、ちょっとレストランみたいな1品に。私だってやればできるじゃないですか。

サラダとスープも

さて、パスタだけでは育ち盛りの子ども達には全然足りませんし、食卓も寂しい。他の食材でパスタにも合うおかずが何かできないかな…

何とか自分のレパートリーから、サラダとスープも作りました。 かぼちゃと玉ねぎ、パセリを使ってマヨネーズで和えたらかぼちゃサラダに。よく炒めた玉ねぎとチーズ、コンソメでオニオングラタンスープも出来ました。

すかすかの冷蔵庫だったのに、これだけの料理ができるなんて…私って本当にすごい。買い物に行っていなかったのを棚に上げて、自画自賛の夕飯です。

普段はメニューを考えてからそれに合わせて買い物に行くので、決まった料理が多くなります。久々の新メニューでした。

本領発揮は止まらない

あれだけの食材でやれたのだから私もなかなかの実力の持ち主だと、変な自信をつけてしまった私は、無謀にも次の日にも残りの食材だけで夕飯を作ろうと試みたのです。(仕事が長引いて買い物に行けなかっただけです)

やはり頼りになるのはごぼうなのですが、既に昨日使ってしまっているので残りは1本しかありません。 しかし、ごぼうに頑張ってもらうしか、私に策はありませんでした。

おかずのボリュームに困ったら…そんな時に助けてくれるのは丼物です。ごぼうを使った丼にしよう。

ごぼうと玉ねぎ(何にでも合うから頼もしい)、重増しに冷凍庫にあった油揚げ1枚、シーチキンを醤油とみりんで甘辛く炒めて、ご飯にのせたらごぼうのあまから丼です。

しかし、やはりこれだけでは見栄えが貧相なので、卵を油で上げて半熟状に仕上げたフライドエッグを上にのせて、青ネギ、ゴマ、七味をふりかけたら一気に見栄えが良くなりました。

レタスと大根、かつお節の上からゴマを擦って作ったドレッシングをかけて、刻み海苔を振り掛ければ大根サラダに。

それにお味噌汁お漬物を添えたら立派な丼定食です。

ごぼうのあまから丼は、甘辛いたれとトロリとした半熟卵が混ざってご飯がすすむ、すすむ。お肉がなくても、何とかなるものですね。

Enjoy cooking

 

料理を楽しむ

買い物にも行けなくて、疲れているし、もう外でご飯にしてしまおうかと思ったのですが、妥協して外食した時は、さほど美味しく感じられないのです。どうせ外食するなら、行きたかったお店に、ちゃんと外食に行きたいのです。

あの日、ビル・ゲイツ氏が降臨してくれたおかげでマイナスな状況だったのが一転して、リピート決定だと思えるほどの新メニューが2つも生み出せました。

このすかすかの冷蔵庫で私の本領が発揮される!と自分を奮い立たせて料理をしたら、面白くなってしまったのです。普段からレパートリーも少なくて、品数をたくさん作らない私にしては、限られた材料でここまで作れたことが嬉しくて、楽しくて。

買い物して、献立考えて、毎日のように料理をしていると、作り慣れたものに偏ってしまいがちだったので、料理を楽しむいいきっかけになりました。

イノベーションは大げさかもしれませんが、何でも気の持ち様だなと思ったのでした。

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